米国株式市場:方向感に乏しい展開、NYダウ反発、ナスダックは続落

株式

2021/4/8 7:46

 7日の米国株式は、NYダウが前日比16.02ドル高の3万3446.26ドルと反発、ナスダック総合指数は同9.538ポイント安の1万3688.842ポイントと続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億312万株、ナスダック市場が39億9908万株だった。

 史上最高値圏にあるNYダウは、利益確定売りに押される場面もみられるなど、方向感に乏しい展開となった。FRB(米連邦準備制度理事会)は7日、3月FOMC(米連邦公開市場委員会)の議事要旨を公表。雇用の最大化と物価の安定が一段と進むまでは、現在の金融政策を継続することが確認された。早期の金利上昇への警戒感が後退した。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数の採用銘柄は、テスラ<TSLA>やシスコシステムズ<CSCO>、アムジェン<AMGN>などが軟調だった。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所清算値比30円安の2万9680円だった。

提供:モーニングスター社

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