フェリシモが大幅続落、22年2月期は営業利益74.9%減見通しに

株式

2021/4/8 10:30

 フェリシモ<3396.T>が大幅続落し、一時110円安の1267円を付けた。7日引け後、21年2月期連結決算と22年2月期業績予想を発表、今期は大幅減益見通しを示し、嫌気された。

 22年2月期業績予想は、売上高が321億9400万円(前期比3.2%減)、営業利益が3億7700万円(同74.9%減)と大幅減益に転じる。前期は巣ごもり消費に伴う一定の売上げ増加効果があったものの、今後の新型コロナウイルス感染症の終息が不透明な状況等に鑑み、これらの影響および効果を見込まないこととしたため、今期の売上高については減少する計画とした。費用面では、今後の経営基盤構築のための戦略的投資を計画しており、利益抑制要因となる。なお、配当は5円(前期は15円、うち新社屋移転記念配10円)を予定している。

 同時に発表された21年2月期決算は、売上高が332億6000万円(前期比16.3%増)、営業利益が15億400万円(同4.9倍)だった。

提供:モーニングスター社

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