ダイコー通産が一時続急伸し年初来高値を更新、通期の業績予想を上方修正

株式

2021/4/8 14:14

 ダイコー通産<7673.T>が一時続急伸。7日引け後の決算発表で、21年5月期の単体業績予想を上方修正したことが材料視された様子。株価は前日比97円高の1854円まで値を上げ、1月14日の年初来高値1795円を更新する場面があった。

 21年5月期第3四半期累計(20年6月-21年2月)は、売上高139億5600万円(前年同期比23.2%増)、営業利益9億800万円(同74.6%増)。CATVおよび情報通信関連分野において、FTTH(Fiber to the Home)案件にかかる商材が堅調に推移したことに加え、GIGAスクール構想案件や防災行政無線案件を多数受注したことで大幅な増収・増益を達成した。これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高を従来の165億円から178億8000万円(前期比15.0%増)に、営業利益を8億600万円から10億3100万円(同35.1%増)にそれぞれ引き上げている。

 午後2時10分現在の株価は19円高の1776円。

提供:モーニングスター社

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