米国株式市場:10年物国債の金利低下を受け、NYダウ続伸、ナスダックは3日ぶり反発

株式

2021/4/9 7:46

 8日の米国株式は、NYダウが前日比57.31ドル高の3万3503.57ドルと続伸、ナスダック総合指数が同140.468ポイント高の1万3829.310ポイントと3日ぶりに反発して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億5063万株、ナスダック市場が40億8255万株だった。

 米10年物国債の利回りが低下(価格は上昇)したことから、相対的な割高感が後退したハイテク株に物色の矛先が向かった。朝方に発表された、週間の新規失業保険申請件数は74万4000件で、市場予想平均の68万件よりも悪かったが、市場の反応は限られた。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>、テスラ<TSLA>などが買われ、同指数の上昇を支えた。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、8日の大阪取引所清算値比25円高の2万9695円だった。

提供:モーニングスター社

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