松竹が急伸、21年2月期の連結業績予想を修正し赤字幅が縮小

株式

2021/4/12 11:14

 松竹<9601.T>が急伸し、一時310円高の1万3470円を付けている。前週末9日引け後、21年2月期の連結業績予想を修正。赤字幅が縮小する見込みを示し、好感された。

 21年2月期業績予想で、売上高を517億5000万円から523億3000万円(前期比46.2%減)に引き上げ、営業損益は86億3000万円の赤字から54億8000万円の赤字(前期は46億400万円の黒字)に縮小する。映像関連事業で舞台と映画を融合させたエンタテインメント作品「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」がヒットし、「事故物件 恐い間取り」「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」などが好調だった。損益面では、新型コロナ感染予防対策費を計上したものの、全社での販管費の削減策なども寄与する。

 午前11時12分時点の株価は、前週末比290円高の1万3450円。

提供:モーニングスター社

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