14日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、上値重い展開か

為替

2021/4/14 8:23

ドル・円予想レンジ:1ドル=108円50銭-109円50銭

 14日の東京外国為替市場で、ドル・円は上値の重い展開とみる。前日の米国時間に発表された米3月CPI(消費者物価指数)は市場予想を上回る結果だったが、当面のFRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策を変えるような水準ではないとの見方から米長期金利は上昇せず、ドル・円も下落した。東京市場でもこの流れを引き継ぐとみられる。ただ、米景気回復期待からドル・円の下値も限定されそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:2月機械受注、黒田日銀総裁が発言

アジア・オセアニア:シンガポール1-3月期GDP(国内総生産)、シンガポール金融通貨庁が金融政策を発表、ニュージーランド準備銀が政策金利を発表

北米:ベージュブック(米地区連銀経済報告)

欧州:スウェーデン3月CPI(消費者物価指数)、ユーロ圏2月鉱工業生産

その他:インド市場が休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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