<米国株情報>資産運用グッゲンハイム、ニュアンス買収額は割安と―買収合戦に発展する可能性も

株式

2021/4/14 10:22

 資産運用大手グッゲンハイム・パートナーズは顧客向けリポートで、音声認識などを手掛けるニュアンス・コミュニケーションズ<NUAN>をめぐって、「買収合戦が繰り広げられる可能性がある」と指摘した。

 ニュアンスは12日、マイクロソフト<MSFT>が承継債務を含めて197億ドル(約2兆1500億円)で買収すると発表したが、グッゲンハイムはマイクロソフトのニュアンス獲得後のビジネス展開を考慮すると「買収額は低く、バーゲンセールも同然」と指摘。今後、他社がマイクロソフトを上回る買収額をニュアンスに提示する可能性があるとした。

 一方、ウェドブッシュ証券も12日、マイクロソフトの付加価値が一段と高まることを考えると、買収額は割安感があるとした。買収自体は、「病院や開業医が次世代AIシステムに期待していることを考えると、ニュアンス買収はマイクロソフトのヘルスケア事業戦略にぴったり合う」と評価している。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ