ラクトJ急騰し年初来高値を更新、第1四半期経常利益の好進ちょくを材料視

株式

2021/4/15 13:47

 ラクト・ジャパン<3139.T>が急騰。14日引け後の決算発表で、21年11月期第1四半期(20年12月-21年2月)の連結経常利益が好進ちょくを示したことが材料視された様子。株価は前日比297円高の2979円まで値を上げ、3月18日の年初来高値2940円を更新している。

 21年11月期第1四半期は、売上高239億9400万円(前年同期比15.0%減)、経常利益7億3700万円(同2.1%減)。新型コロナウイルス感染症流行の長期化により自宅での食事が常態化するなかで、内食向け食品の原料は安定した需要が続いた一方、感染症防止措置による外食・レジャー産業の停滞の影響は引き続き大きく、業務用食品原料の需要は低調に推移。ただ、価格競争力のある商品の拡大、販管費の抑制などにより、経常利益の上期(20年12月-21年5月)予想11億円(同23.3%減)に対する進ちょく率は67.0%となっており、第2四半期(21年3-5月)の経常利益予想は計算上3億6300万円(同46.6%減)と保守的な印象。

 午後1時32分現在の株価は271円高の2953円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ