サイゼリヤが大幅反発、21年8月期の損益予想を上方修正、最終黒字に浮上

株式

2021/4/15 16:09

 サイゼリヤ<7581.T>が4日ぶりに大幅反発し、226円高の2455円を付けた。14日引け後に21年8月期の連結損益予想の上方修正を発表し、支援材料となった。

 21年8月期業績予想は、売上高が1350億円から1325億円(前期比4.5%増)に目減りするものの、営業損益は10億円の赤字から7億円の赤字(前期は38億1500万円の赤字)、最終損益は36億円の赤字から10億円の黒字(同34億5000万円の赤字)に浮上する。全社的な業務生産性の向上や経費コントロールの徹底による効果や、国内・アジア各国での新型コロナウイルス感染症に対する政府支援金などにより、損益が改善する。

 同時に発表した第2四半期(20年9月-21年2月)決算は、売上高が628億6900万円(前年同期比18.3%減)、営業損益が7億8200万円の赤字(前年同期は37億8300万円の黒字)だった。前回予想に対し、売上高では24億3000万円の減額となったが、営業損益では7億1700万円の改善となった。

 15日の終値は、前日比137円高の2366円。

提供:モーニングスター社

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