19日の東京株式市場見通し=もみ合いが続きそう

国内市況

株式

2021/4/19 7:47

 予想レンジ:2万9600円-2万9900円(16日終値2万9683円37銭)

 19日の東京株式は、もみ合いが続きそうだ。前週の日経平均株価は、手がかり材料に乏しいなか、上値の重い展開だった。現地16日の米国株式市場でNYダウが連日で史上最高値を更新しているが、21年3月期の決算発表の本格化を前に、手控えムードが広がる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の後半(前週末16日は108円89-90銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の前半(同130円53-57銭)とやや円高方向にある。前週末16日のADR(米国預託証券)は円換算値で、キリンHD<2503.T>、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などが、同16日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同16日の大阪取引所清算値比65円高の2万9795円だった。(高橋克己)

 19日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 3月貿易統計

・13:00 3月首都圏新規マンション発売

・13:30 3月鉱工業生産・出荷・在庫(確報)

・決算発表=いちご<2337.T>

【海外】(時間は日本時間)

・米全土で全成人への新型コロナウイルスワクチン接種が可能に

・決算発表=IBM<IBM>、コカ・コーラ<KO>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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