米国株式市場:富裕層へのキャピタルゲイン増税が報じられ、NYダウ・ナスダック反落

株式

2021/4/23 7:46

 22日の米国株式は、反落した。NYダウが前日比321.41ドル安の3万3815.90ドル、ナスダック総合指数が同131.805ポイント安の1万3818.413ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億6606万株、ナスダック市場が60億4328万株だった。

 バイデン米大統領は、所得税の税率の引き上げと同時に、キャピタルゲイン税率を現行の20%から39.6%に引き上げる提案を行うと報じられた。キャピタルゲインの税率引き上げは、年収100万ドル(約1億700万円)以上の富裕層が対象とされるが、増税による影響を警戒し、売りが優勢となった。NYダウ採用銘柄では、ダウ(旧ダウ・デュポン)<DOW>やウォルグリーン・ブーツ・アライアンス<WBA>、JPモルガン<JPM>などが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所清算値比205円安の2万8915円だった。

提供:モーニングスター社

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