ケルが3日続伸、21年3月期業績予想の上方修正と期末配当予想の増額を材料視

株式

2021/4/26 16:16

 ケル<6919.T>が3日続伸し、33円高の968円を付けた。前週末23日引け後、21年3月期の連結業績予想の上方修正と、期末配当予想の増額を発表、材料視された。

 21年3月期業績予想で、売上高を96億円から101億6300万円(前期比4.0%減)に、営業利益を7億1000万円から9億8800万円(同3.7%減)に引き上げ、減益幅が縮小する見込みとした。新型コロナウイルス感染拡大の影響が第3四半期(20年10-12月)以降も残ると見込んでいたが、企業の生産活動の正常化や設備投資需要の回復などで、半導体製造装置・制御装置・省力機器等の工業機器市場、車載機器市場、画像機器市場の受注が計画以上の水準で推移した。

 期末配当予想は、従来の21円から23円(前期実績21円)に増額し、中間期配当18円(同18円)と合わせ、年間で41円(同39円)となる見込み。

 26日の終値は、前週末比27円高の962円。

提供:モーニングスター社

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