米国株式市場:米大統領の議会演説などを控え様子見、NYダウ小反発、ナスダックは3日ぶり反落

株式

2021/4/28 7:46

 27日の米国株式は、NYダウが前日比3.36ドル高の3万3984.93ドルと小反発、ナスダック総合指数は同48.560ポイント安の1万4090.216ポイントと3日ぶりに反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が7億7835万株、ナスダック市場が124億8645万株だった。

 米国では、28日にバイデン米大統領の議会演説やパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の記者会見を控えることから、それぞれの内容を確認したいとして、積極的な売買は限られた。足元で小動きだった米10年物国債の利回りが1.6%台に上昇(価格は下落)したことから、相対的な割高感が意識されたハイテク株は軟調だった。NYダウ採用銘柄では、シェブロン<CVX>やマクドナルド<MCD>、ゴールドマン・サックス<GS>などが、値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所清算値比65円高の2万9055円だった。

提供:モーニングスター社

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