石塚硝が後場一段高に年初来高値を更新、22年3月期は大幅増益転換見通しで復配

株式

2021/5/6 16:34

 石塚硝子<5204.T>が後場一段高し、278円高の2129円を付け、3月11日の年初来高値2027を更新した。6日午後1時に21年3月期連結決算と22年3月期業績予想を発表、今期は大幅増益転換見通しで復配方針を示し、買い気が高まった。

 22年3月期業績予想は、売上高が700億円(前期比7.8%増)、営業利益が21億円(同2.46倍)を見込む。赤字事業については営業黒字への転換、黒字事業については最低限前期並みの営業利益または営業利益率の確保を目指す。また、将来の成長の源である設備投資についてもメリハリをつけた意思決定を行い、アフターコロナを見据えた対策を講じていく。配当は前期に無配に転落したが、今期は45円を予定している。

 21年3月期決算は、売上高が649億4000万円(前期比11.9%減)、営業利益が8億5200万円(同65.9%減)だった。

 6日の終値は、前日比168円高の2019円。

提供:モーニングスター社

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