明日の日本株の読み筋=弱含みの展開か

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2021/5/6 16:48

 7日の東京株式市場は、弱含みの展開か。6日は東京市場が連休となっていた期間に、主要な海外市場が堅調に推移したことから「買い戻しの動きが強まった」(中堅証券)との声が聞かれた。日経平均株価は25日移動平均線(6日時点で2万9411円)に上値を抑えられる格好となったが、75日移動平均線(6日時点で2万9248円)を上抜いたことから、同線を維持できるかがポイントとなりそうだ。ただ、手がかり材料難のなか、週末要因もあり、ポジション調整の売りに押される場面もありそう。

 6日の日経平均株価は、前週末比518円74銭高の2万9331円37銭と大幅に反発して取引を終えた。東証1部の売買代金は4月30日の3兆1104億円から3兆3897億円に拡大し、3月決算銘柄の権利付き最終売買日にあたる3月29日(3兆7153億円)以来となる3兆3000億円超えとなった。

提供:モーニングスター社

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