10日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、上値重い展開か

為替

2021/5/10 8:24

ドル・円予想レンジ:1ドル=108円00銭-109円00銭

 10日の東京外国為替市場で、ドル・円は上値の重い展開とみる。前週末の米4月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を大きく下回る内容だったことからFRB(米連邦準備制度理事会)による量的緩和縮小観測が後退しており、ドル売りが優勢となりそうだ。一方、緩和策の長期化観測により米国株が上昇していることから株式市場を中心にリスクオンの動きが継続するとみられ、日経平均株価が底堅く推移すればドル・円の下値は限定的だろう。

<主な経済指標・イベント>

国内:特になし

欧州:ノルウェー4月CPI(消費者物価指数)

その他:豪3月小売売上高、トルコ3月失業率、ロシア市場が休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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