オーナンバが急騰しストップ高、上期および通期の業績予想を上方修正

株式

2021/5/10 14:33

 オーナンバ<5816.T>が急騰。7日引け後の決算発表で、21年12月期上期(21年1-6月)および通期の連結業績予想を上方修正したことが好感された様子。株価は前週末比100円ストップ高の617円まで買われ、2月4日の年初来高値602円を更新している。

 21年12月期上期について、予想売上高を従来の160億円から190億円(前年同期比24.2%増)に、営業利益を3億円から7億円(同3.1倍)にそれぞれ増額。通期は、売上高を330億円から350億円(前期比11.5%増)に、営業利益を8億5000万円から10億円(同31.3%増)に引き上げている。上期について、売上高は自動車・産業機器用製品などの分野において、日本や中国など一部の地域で需要が想定よりも回復していることが主な要因。利益面は、増収効果に加え、売品種構成の良化、原価低減および販管費の抑制などが押し上げに働く見通し。通期は、上期の推移を踏まえた。

 21年12月期第1四半期(1-3月)は、売上高92億6500万円(前期比10.0%増)、営業利益5億円(同3.8倍)だった。

 午後2時30分現在は、ストップ高買い気配で差し引き33万株の買い越し。

提供:モーニングスター社

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