米国株式市場:消費者物価指数が市場予想を上回りインフレ警戒、NYダウ・ナスダック大幅に3日続落

株式

2021/5/13 7:46

 12日の米国株式は、大幅に3日続落した。NYダウが前日比681.50ドル安の3万3587.66ドル、ナスダック総合指数が同357.745ポイント安の1万3031.681ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億4619万株、ナスダック市場が51億1421万株だった。

 米4月の消費者物価指数が、前年同月比4.2%上昇し、市場予想平均の同3.6%上昇を上回った。インフレへの警戒感が台頭し、米10年物国債の利回りは一時1.7%台に上昇(価格は下落)した。相対的な割高感が意識されたハイテク株を中心に幅広い銘柄が売られ、NYダウは一時710ドルを超える下げをみせる場面もあった。同指数の採用銘柄では、ホーム・デポ<HD>やハネウェル<HON>、ボーイング<BA>などが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所清算値比395円安の2万7745円だった。

提供:モーニングスター社

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