13日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、110円を試す展開か

為替

2021/5/13 8:45

ドル・円予想レンジ:1ドル=109円10銭-110円10銭

 13日の東京外国為替市場のドル・円は、1ドル=109円台後半を中心に一時的には110円を試す可能性もありそうだ。

 12日の米国時間では、米4月CPI(消費者物価指数)が市場予想を大きく上回ったことを受け、インフレへの警戒感が意識され、米長期金利が急伸。米4月CPI発表前108円80銭近辺だったドル・円は米長期金利の上昇にツレて値を上げ、109円70銭近辺まで上伸した。

 13日東京時間では、米長期金利の動向をにらみつつ、上方向は110円を試す可能性がある。ただ、日経平均株価が前日の米株安の流れを受け売り先行で始まるとみられ、リスクオフへの意識からドル売り・円買いに振れる可能性もありそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:3月国際収支、4月都心オフィス空室率、4月景気ウオッチャー調査、30年国債入札

米国:新規失業保険申請件数、4月PPI(生産者物価指数)、30年国債入札

その他:メキシコ中銀金融政策決定会合

提供:モーニングスター社

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