<米国株情報>AT&T、ワーナーメディアとディスカバリーが統合で正式合意

株式

2021/5/18 10:20

 通信大手AT&T<T>は17日、傘下のワーナーメディアおよびディレク・ティービーとメディア・エンターテインメント大手ディスカバリー・コミュニケーションズ<DISCA>が統合することで合意したと発表した。

 AT&Tはディスカバリーから430億ドルの現金や債券を受け取り、統合後の新会社の株式71%を取得、残り29%をディスカバリーが保有する。22年半ばに統合に関するすべての手続きの完了を目指す。

 ディスカバリーはリアリティー番組に強みを持つ一方、ワーナーメディアの傘下には映画製作のワーナー・ブラザースのほか、ニュース専門局のCNNやケーブルテレビ局のHBOなどがあり、売上高ではウォルト・ディズニー<DIS>に次ぐ世界2位のメディア企業になる見通し。企業価値は債務を含めると最大1500億ドルになるとみられている。新会社は動画配信事業を強化し、ネットフリックス<NFLX>やディズニーの「ディズニー+(プラス)」などに対抗する。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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