19日の東京株式市場見通し=反落後、もみ合いとなりそう

国内市況

株式

2021/5/19 7:47

 予想レンジ:2万8000円-2万8400円(18日終値2万8406円84銭)

 19日の東京株式は反落後、もみ合いとなりそう。日経平均株価はきのう18日に大幅反発した反動や、現地18日の米国株式が続落した動きなどから、売り優勢のスタートとなろう。手がかり材料難のなか、時間外取引での米株価指数先物や、アジア市場での株価の動きに対して、神経質な展開が続くとみられ、売り一巡後は、様子見ムードが広がる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の後半(18日は108円97-98銭)とやや円高方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=133円台の前半(同132円96銭-133円00銭)とやや円安方向に振れている。18日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ZHD<4689.T>、コマツ<6301.T>、キーエンス<6861.T>などが、18日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比330円安の2万8130円だった。(高橋克己)

 19日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・13:30 3月鉱工業生産(確報)

・16:15 4月訪日外国人数

・5年国債入札

【海外】(時間は日本時間)

・香港、韓国市場休場

・決算発表=(アジア)ZTOエクスプレス(米国)アナログ・デバイセズ<ADI>、シスコシステムズ<CSCO>、キーサイト・テクノロジーズ<KEYS>、ロウズ<LOW>、ターゲット<TGT>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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