<米国株情報>ウォルマート、第1四半期は市場予想上回る、通期利益予想を上方修正

株式

2021/5/19 10:49

 米小売最大手ウォルマート<WMT>が18日、22年1月期第1四半期(21年2-4月)の決算を発表。売上高は前年同期比2.7%増の1383億1000万ドルと増収を確保。純利益は31.6%減の27億3000万ドル、希薄化後1株当たり利益(EPS)は0.97ドル(前年同期は1.40ドル)と減益ながら、売上高、EPSともに市場予想を上回った。

 新型コロナウイルスのワクチンが普及し、経済活動への規制緩和が進む中、政府による現金給付などの景気刺激策も追い風となり、Eコマース(電子商取引)事業が好調だった。

 22年1月期の通期業績見通しについては、既存店ベースの売上高(燃料販売除く)を「1ケタ台の序盤から中盤」と予想。利益面では、1株当たり利益「1ケタ台の後半の伸びと予想した。従来は「横ばいから微減」と見込んでいた。

 同社の株価は18日の日中取引で、前日終値比2.17%高の141.91ドルと反発した。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ