浜丸魚が急反落、22年3月期は営業黒字転換を見込むも決算発表をきっかけとした売りに押される

株式

2021/5/19 16:03

 横浜丸魚<8045.T>が急反落し、35円安の838円を付けた。18日引け後、22年3月期の連結業績予想を発表。営業損益が黒字に転換する見通しを示したが、軟地合いのなか、決算発表をきっかけとした売りに押されている。

 22年3月期業績は、売上高362億円(前期比9.1%増)、営業損益1億2000万円の黒字(前期は8400万円の赤字)を予想する。今期から、収益認識に関する会計基準等を適用するため、増減率は21年3月期に同会計基準を適用したと仮定して算定している。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛や飲食店の営業時間短縮の要請、さらには消費者自らが自粛することも懸念されるが、水産物の安定供給に取り組み、収益を確保する方針。

 21年3月期決算は、売上高が412億8600万円(前期比11.8%減)、営業赤字8400万円(前期は4700万円の赤字)だった。

 19日の終値は、前日比34円安の849円。

提供:モーニングスター社

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