明日の日本株の読み筋=模様眺めムードが強まりそう

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株式

2021/5/20 16:50

 21日の東京株式市場は、手がかり材料難のなか、模様眺めムードが強まりそう。市場では、連休明けからの下落で値幅の調整は完了したもようだが「今月いっぱいぐらいまで日柄が必要」(中堅証券)との声が聞かれた。企業業績への改善期待が下支えする展開が期待されるものの「新型コロナワクチンの接種が進み、感染状況に変化がみられたところがキッカケとなることが期待される」(他の中堅証券)との見方もあった。

 20日の日経平均株価は、前日比53円80銭高の2万8098円25銭と反発して取引を終えた。東証1部の売買代金は2兆1734億円と低調で、4月26日(2兆874億円)以来の水準にとどまった。東京証券取引所が引け後に発表した、5月第2週(10-14日)投資部門別売買状況によると、海外投資家は4214億円の売り越しで、3週ぶりに売り越しだった。

提供:モーニングスター社

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