<米国株情報>ディズニー、6月15日からカリフォルニアのテーマパークの全面再開が可能に

株式

2021/5/25 10:20

 ウォルト・ディズニー<DIS>は、カリフォルニア州アナハイムの「ディズニーランド・パーク」と「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー」の2つのテーマパークを6月15日から全面的に再開することが可能になった。経済専門テレビ局フォックス・ビジネス(電子版)が23日に伝えた。

 6月15日から同州保健省が20年8月から導入していた、新型コロナに関する経済活動規制のガイドライン「経済再開計画」から経済の全面再開に移行するためだ。この経済活動の全面再開方針については同州のニューサム知事が4月初めに明らかにしていた。

 現在、テーマパークやスポーツ競技場、音楽コンサート、マラソン競技、パレードなど屋外で1万人、屋内で5000人を超える観客を動員する「メガイベント」の開催が禁止されており、両テーマパークは入場者数を制限して営業を再開しているが、6月15日から全面解禁される。

 ただ、当局ではマスク着用やワクチン接種を証明する「ワクチンパスポート」と、72時間以内の感染テストの結果を提示することを強く推奨している。また、解禁は10月末までの期限付きで、州政府は必要があれば9月1日に見直しを行うとしている。

 ディズニーのテーマパークは、フロリダ州にある「ディズニーワールド・オーランド」が20年7月中旬から、香港ディズニーランドが同9月から営業再開に踏み切っている。フランスの「ディズニーランド・パリ」と「ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク」は6月17日から再開する予定だ。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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