<今日の仮想通貨市況>買い戻し優勢、ペイパルの出金サービス計画も買い手掛かりか

仮想通貨

2021/5/27 10:36

 27日午前10時30分現在の主要暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=417万5452円(過去24時間比0.10%安)、イーサリアム(ETH)が1ETH=29万9281円(同1.44%高)などとなっている。

 この一週間の相場は、米EV(電気自動車)大手テスラのイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)の同社におけるビットコインの取り扱いをめぐる発言や、中国での暗号資産のマイニングや取引を規制などを材料に下落基調が続いていたが、売り一服から買い戻しが入り、ここへきて多くの通貨が週間ベースでプラス転換している。

 また、24-27日の日程で米暗号資産メディアのコインデスクが主催するウェブ・カンファレンス「コンセンサス」で26日は米決済大手のペイパルのブロックチェーン部門責任者が登壇。暗号資産の出金サービス今後実現していく予定だと明らかにしたことも買い手掛かりになったものとみられる。

 このほか、米アップルが暗号資産業界でのキャリアを有する事業開発マネジャーを新たに募集し、「代替決済」パートナーシップ計画の統括責任者に据えると報じられたことなどが話題となっている。

(イメージ写真提供:123RF)

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