清水建設、地中連続壁を簡便に施工できる場所打ち地下構築工法を開発

株式

2021/5/28 16:41

 清水建設<1803.T>は27日、地中連続壁工法の生産性向上施策の一環として、地震時に建物基礎に作用する鉛直力に対する構造耐力を備えた地中連続壁を簡便に施工できる場所打ち地下構築工法「SSS-N工法」を開発したと発表した。

 開発した工法は、地中連続壁を構成する単位壁体(エレメント)を波形の鋼板を介して接合し、剛性の高い連続壁を構築する。剛結継手でエレメントを構造的に一体化させる従来工法と異なり、隣接エレメントの鉄筋かごを連結させる必要がないため、地中連続壁を効率的に施工できるという。

 28日の終値は、前日比11円高の898円。

提供:モーニングスター社

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