日経平均は198円安、構成銘柄ではNTN、クレセゾン、デンカなどが値下がり率上位

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2021/5/31 11:06

 31日午前11時時点の日経平均株価は前週末比198円32銭安の2万8951円09銭。朝方は、前週末に大幅反発(600円40銭高)した反動で利益確定売りが先行し、いったん2万9000円を割り込んだ。その後、前週末の米国株高もあって株価指数先物にややまとまった買いが入り、2万9147円71銭(前週末比1円70銭安)まで持ち直す場面もあった。ただ、買いは続かず、再び軟化し、一時2万8903円70銭(前週末比245円71銭安)まで下落した。中国5月製造業PMI(購買担当者景気指数)が51.0(前月比0.1ポイント低下)と市場予想の51.1を下回り、上海総合指数が値を下げ、重しとして意識されたもよう。その後は下げ渋っているが、戻りは限定されている。

 日経平均構成銘柄では、NTN<6472.T>、クレセゾン<8253.T>、デンカ<4061.T>などが値下がり率上位。半面、アステラス薬<4503.T>、サイバー<4751.T>、中外薬<4519.T>などが値上がり率上位。

提供:モーニングスター社

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