ラウンドワンが年初来高値、SMBC日興証は「1」継続、目標株価は1800円に引き上げ

株式

2021/5/31 15:45

 ラウンドワン<4680.T>が6日続伸、60円高の1514円まで買われ、連日の年初来高値更新。SMBC日興証券では28日付で、投資判断「1」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は1500円から1800円に引き上げている。

 21年3月以降、ワクチン接種が進んでいる米国の回復が顕著だが、当面はこの傾向が続き、短期的な株価ドライバーになると予想。国内は足元、不透明な状況ながら、コロナ感染者数が抑制された20年10月や11月の実績を踏まえれば、感染者が抑制されれば、主力である若年層の強い回復は想定できようとコメント。一方、22年3月期9月中間期には中国での初出店が計画されており、未開業であることから、まだ成否は判断できないものの、店舗当たり営業面積は米国より広く、収益性が高くなる可能性もあることから、うまくいけばアップサイドになろうとしている。コロナ影響からの回復を見込む23年3月期PERは15倍、EV/EBITDAは5倍といまだ割安感は強いと考えるとしている。

 同証券では業績予想を修正、連結営業利益について、22年3月期60億円(前期は192億8600万円の赤字、従来79億円、会社側計画は61億2000万円)、23年3月期131億円(従来127億円)、24年3月期140億円、25年3月期151億円、26年3月期163億円と試算している。

 31日の終値は、前週末比42円高の1496円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ