テルモが続急伸、糖尿病注射を自分で打たずにすむシステムを開発中と報じられる

株式

2021/6/10 9:52

 テルモ<4543.T>が続急伸し、一時145円高の4488円を付けた。糖尿病のインスリン注射を自分で打たずにすむシステムを開発中だ、と10日付の日本経済新聞が報じ、材料視された。

 報道によれば、体に貼る血糖測定器とポンプが連携し、血糖値などの情報を人工知能(AI)が解析して最適な量を自動で投与する。テルモが開発するのは「人工すい臓」で、腕に貼る血糖測定器は米デクスコム、データ解析のアルゴリズムは仏ダイアべループと組んだ。強みを軸に協業を広げ、200億円程度の糖尿病事業を30年度には500億円にする計画としている。

提供:モーニングスター社

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