タカラBIO、生菌遺伝子検査の検体前処理に用いる光照射装置をリニューアルし7月1日から発売

株式

2021/6/10 16:11

 タカラバイオ(タカラBIO)<4974.T>は9日、生菌遺伝子検査の検体前処理に用いる光照射装置をリニューアルし、「LED Crosslinker 30」として7月1日から販売すると発表した。

 PCRによる細菌の遺伝子検査は、迅速かつ高感度に検出できるという特長がある反面、その細菌が死んでいても検出してしまうという欠点がある。その欠点を補う方法が、生菌遺伝子検査法(EMA-qPCR法)で、検体にEMA(Ethidium monoazide)を加えてから可視光を照射することによって死菌の遺伝子が破壊され、PCRで増幅されなくなることを利用し、生菌の遺伝子だけを検出することができるようになるという。

 10日の終値は、前日比47円高の2880円。

提供:モーニングスター社

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