日経平均は125円程度高、買い先行後は戻り待ちの売りに上値は重いもよう=14日寄り付き

 14日午前9時23分すぎの日経平均株価は、前週末比125円程度高い2万9074円前後で推移する。午前9時1分には、同259円62銭高の2万9208円35銭を付けている。前週末11日に小幅安にとどまっていたことや、前週末11日の欧米株式が上昇したこともり、買いが先行した。買い一巡後は、株価指数先物に断続的な売りが出たことや、戻り待ちの売りに押され、上値は重いもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末11日の大阪取引所清算値比120円高の2万9000円だった。

 業種別では、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株が上昇。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株も高い。クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株や、AGC<5201.T>、TOTO<5332.T>などのガラス土石株も堅調。丸紅<8002.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株や、洋缶HD<5901.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株も上げている。

 個別では、ナイガイ<8013.T>、JSB<3480.T>、神戸物産<3038.T>、トルク<8077.T>、エイチーム<3662.T>などが上昇。半面、プロレドP<7034.T>、ダントーHD<5337.T>、ヤーマン<6630.T>、HEROZ<4382.T>、フリービット<3843.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時23分時点で、1ドル=109円台の半ば(前週末11日は1ドル=109円43-44銭)、1ユーロ=132円台の後半(同133円31-35銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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