<新興国eye>前週のブラジル株、利益確定売り優勢で4週ぶり反落=BRICs市況

新興国

2021/6/14 11:19

 前週(7-11日)のブラジル株式市場は11日のボベスパ指数が前日比0.49%安の12万9441.1、週間ベースでも4日終値比0.53%安となり、4週ぶりに反落した。

 週明け7日の指数は8営業日続伸して始まった。ブラジル中銀の経済週報「フォーカス・ブルティン」で、21年実質GDP(国内総生産)見通しが前週予想の対前年比3.96%増から4.36%増に上方修正されたほか、景気回復期待でイタウ・ウニバンコやブラデスコなど金融セクターが軒並み急伸し、指数の上げを主導した。

 翌8日は足元の相場上昇による高値警戒感から利益確定売りが強まり、反落。

 9日から10日は、小幅ながら続伸。コモディティ(国際相場商品)相場の上昇や米株先物市場が堅調となったこと、国内のワクチン接種加速による経済活動の正常化期待が支援材料となった。

 週末11日は反落した。B3(サンパウロ証券・商品・先物取引所)でシステム障害が発生したことや、有料道路・保税倉庫運営大手エコロドビアス・インフラエストルトラ・エ・ロジスチカが新株の公募・売り出しで約23億レアルの資金調達計画を発表したことを受けて急落し、指数の下げを主導した。

 今週(14-18日)の株式市場は、国内外の新型コロナ感染拡大やワクチン接種の動向に加え、米国の景気・インフレ・長期金利の動向、欧米と中国の緊張激化、欧米やアジアの市場動向、原油などの国際商品相場の動向、さらには16日のブラジル中銀の金融政策決定会合などが注目される。主な経済指標の発表予定は14日の4月IBC-Br経済活動指数など。

<関連銘柄>

 ボベスパ<1325.T>、iSエマジン<1582.T>、上場MSエマ<1681.T>、

 上場EM債<1566.T>

提供:モーニングスター社

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