15日の東京株式市場見通し=しっかりした展開か

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株式

2021/6/15 7:47

 予想レンジ:2万9000円-2万9300円(14日終値2万9161円80銭)

 15日の東京株式は、しっかりした展開か。日経平均株価は、きのう14日に大幅反発した動きや、現地14日にNYダウが反落したものの、ナスダック総合指数は終値ベースで史上最高値を更新したこともあり、ハイテク関連株を中心に堅調な展開が期待される。為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の前半(14日は109円69-70銭)、ユーロ・円が1ユーロ=133円台の前半(同132円91-95銭)と円安方向に振れていることも支えとなりそう。ただ、FOMC(米連邦公開市場委員会)を前に、積極的に上値を買う動きは限られるとみられ、値動きが重くなる場面も想定される。14日のADR(米国預託証券)は円換算値で、キリンHD<2503.T>、エーザイ<4523.T>、ソニーG<6758.T>などが、14日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所清算値比95円高の2万9235円だった。(高橋克己)

 15日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・13:30 4月第三次産業活動指数

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米5月小売売上高、米5月生産者物価、米6月NY連銀製造業景気指数

・22:15 米5月鉱工業生産・設備稼働率

・23:00 米6月NAHB住宅市場指数

・FOMC(米連邦公開市場委員会、16日まで)

・米20年国債入札

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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