米国株式市場:前週末に大幅下落した反動、NYダウ6日ぶり反発、ナスダックも反発

株式

2021/6/22 7:46

 21日の米国株式は、反発した。NYダウが前週末比586.89ドル高の3万3876.97ドル、ナスダック総合指数が同111.104ポイント高の1万4141.480ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億962万株、ナスダック市場が46億6829万株だった。

 前週末18日に大幅下落した反動で買い戻しの動きが先行。大きく調整していた景気敏感株や、NY原油先物WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)が続急伸した動きを受け、石油関連株などが物色され、NYダウは一時、610ドルを超える上げをみせる場面もあった。一方、米10年物国債の利回りが一時1.5%台に上昇(価格は下落)したものの、影響は限られた。NYダウ採用銘柄では全30銘柄が上昇し、メルク<MRK>やインテル<INTC>、アムジェン<AMGN>などが、値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所清算値比670円高の2万8690円だった。

提供:モーニングスター社

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