セントラル総が急騰しストップ高カイ気配、九電工との資本・業務提携で買い人気

株式

2021/6/28 10:43

 セントラル総合開発(セントラル総)<3238.T>が急騰。前週末比80円ストップ高の437円を付け7日に付けた年初来高値396円を更新した。午前10時40分時点では、同値のカイ気配となっている。前週末25日引け後、九電工<1959.T>と資本・業務提携契約を行うと発表、買い人気を集めた。

 資本提携では、同社が1株につき356円で193万4600株の新株を発行し、第三者割当の方法で全株を九電工に割り当てる。払込期間は、7月12日から8月9日を予定する。手取り概算金上限6億2100万円は、JVによる大型分譲マンションのデベロッパー事業の実施に1億6500万円、賃貸マンション事業の拡大に4億5600万円を充てる。第三者割当増資の結果、九電工は同社の発行済み株式数の20.0%を保有する筆頭株主となる見込み。

 業務提携では、再開発・大規模開発案件への協力と参画、マンション分譲事業における用地情報取得、施工および販売分野における連携、商品企画分野におけるノウハウの活用、不動産管理及び修繕分野におけるノウハウの活用――などを行う。

提供:モーニングスター社

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