大塚HD、グループの大塚製薬がオーリニア社と共同でEMAに「ボクロスポリン」の承認申請

株式

2021/6/28 16:18

 大塚ホールディングス(大塚HD)<4578.T>グループの大塚製薬は前週末25日、現地24日に、欧州現地法人の大塚製薬ヨーロッパが、カナダのAurinia Pharmaceuticals(オーリニア社)と共同で、「ボクロスポリン」について、成人のループス腎炎への適応でEMA(欧州医薬品庁)に、医薬品販売承認申請を行ったと発表した。

 同剤は、自己免疫疾患である全身性エリテマトーデスの最も深刻な合併症の1つとされるループス腎炎(高度なたんぱく尿を伴う慢性の糸球体腎炎)を対象に開発された新規の経口免疫抑制剤。オーリニア社は、21年1月にFDA(米薬品医薬品局)から、成人の活動性ループス腎炎の適応で製造販売承認を取得している。大塚製薬では20年12月に、日本と欧州における独占的開発販売権をオーリニア社から取得する、ライセンス契約を締結している。

 28日の終値は、前週末比9円安の4730円。

提供:モーニングスター社

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