リコー、合同産業と上水道施設を利用したマイクロ水力発電を開始

株式

2021/6/29 16:09

 リコー<7752.T>は28日、合同産業(東京都中央区)と、地域の再生可能エネルギー(再エネ)の普及促進に向けて、上水道施設を利用したマイクロ水力発電を開始したと発表した。

 今回、両社が設置したのは、上水道施設向けの出力約20kWのマイクロ水力発電システム。「東部地域広域水道企業団施設内小水力発電所」(山梨県大月市)を設置し、6月から発電を開始した。水道設備の付加価値を高めたいという考えから、大月市と上野原市を構成市として水道事業を運営する東部地域広域水道企業団の賛同を得て、既存設備の有効活用についての新しいビジネススキームとして、維持・管理を含めて低コストで発電効率の高いシステムを採用し、持続可能な再エネ発電を実現したという。

 29日の終値は、前日比6円安の1227円。

提供:モーニングスター社

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