<米国株情報>ユナイテッド航空、「アフターコロナ」に備え270機を新規発注

株式

2021/7/1 10:20

 米航空大手ユナイテッド航空ホールディングス<UAL>は6月29日、新たに270機を発注する計画を明らかにした。新型コロナウイルス感染症収束後の旅客需要の正常化に備える。

 すべてナローボディ機(単通路機)で、航空・宇宙機器大手ボーイング<BA>の「737MAX」シリーズが200機、欧州航空最大手エアバスの「A321」型機が70機となっている。この結果、ユナイテッド航空の新型機の保有台数は既存の発注分を含め、22年から24年までの3年間で計500機に拡大する。

 270機の発注は同社にとって過去最大規模。発注額はカタログ価格で330億ドル(約3兆6700億円)だが、実際にはその半額以下に値引かれると見られている。

 また、同社は機材の大量発注に伴い、26年までにパイロットや客室乗務員など2万5000人の従業員を新規雇用する。需要の拡大が見込まれる空港を中心に配置する。現在、同社の従業員数は約6万8000人だが、新規雇用により、従業員数は36%超拡大する。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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