ファーストリテ、続落も下げ幅縮小―6月ユニクロ既存店は19年比増収に

株式

2021/7/5 9:13

 ファーストリテイリング<9983.T>は小幅続落でスタートし、やや下げ幅を縮小する展開となっている。2日に発表した6月の国内ユニクロ事業の既存店売上高は、2年前の19年同月比で約2%増となった。

 同事業は前年同月比では19.2%減とマイナス幅が前月(0.6%)から広がったものの、コロナ禍の前の19年に対しては、4月(19.7%減)、5月(18.6%減)から拡大に転じている。伸縮性のある素材を使った「ウルトラストレッチアクティブ」や、部屋着などに用いるラウンジウェアの販売が好調だった。

 一方、セールの「感謝祭」の期間が今年の6月は19年より長かったこともあり、復調の継続性を見極めたいという向きも市場にはあるようだ。

提供:モーニングスター社

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