(再送)信用関連データ=売り残が減少に転じ、買い残は増加に転じ、信用倍率4.79倍に上昇
2日申し込み現在の2市場信用取引残高は、売り残が前週比874億円減の7174億円、買い残は同742億円増の3兆4385億円だった。売り残が減少に転じ、買い残は増加に転じた。信用倍率は前週の4.18倍に4.79倍に上昇した。
この週(6月28-7月2日)の日経平均株価は2日終値が前月25日終値比282円安の2万8783円。5営業日中、1勝4敗だった。週初6月28日から7月1日にかけて4日続落したが、なかで29日の大幅下落(235円安)が響いた。この日は、前日のNYダウが下落した流れを受け、景気敏感株を中心に広範囲に売りが先行した。時間外取引の米株価指数先物などの軟調推移が重しとなり、月末を控えて月末安アノマリー(論理的に説明のつかない動き)への警戒感が持ち高調整売りにつながったとの見方もあった。週末2日は5日ぶりに反発(76円高)。前日の米国株高や円安・ドル高を支えに上げ幅は一時140円を超えたが、買い一巡後は伸び悩み商状となった。米6月雇用統計の発表を控え、様子見気分が強まった。
6日の売買代金に占めるカラ売り(信用取引を含む)の割合を示すカラ売り比率(小数点第2位以下を四捨五入)は39.6%(前日は45.2%)と低下し、7営業日ぶりに40%を割り込んだ。この日の日経平均株価は反発し、2万8643円(前日比45円高)引け。5日の米国市場は独立記念日の振替休日で休場ながら、欧州株高を受け、反発して始まった。株価指数先物売りを交えて下げに転じる場面もあったが、その後は切り返した。時間外取引での米ダウ先物高が支えとなり、上げ幅は一時150円に達した。伸び悩んだ後、前場終盤に向けて再度持ち直したが、買いは続かず、後場入り後は次第に上値の重い展開となった。先行き戻りの鈍さが意識されるようだと、カラ売り比率が再び上昇する可能性がある。
提供:モーニングスター社
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