リネットJ、モーニングスターが新規「オーバーウエート」で評価

株式

2021/7/7 9:11

 インターネットを活用した中古品リユースおよびリサイクル事業のリネットジャパングループ<3556.T>は、モーニングスターが7日付でレポートを掲載し、投資判断「オーバーウエート」(強気)、想定株価レンジ950-1100円で新規に評価した。

 レポートでは、リユース、リサイクルの国内Re事業を軸に据えた成長戦略に着目。コロナ禍による巣ごもり需要の持続、生活様式の変化に加え、パソコンを主とするリサイクルでは自治体との連携拡大が追い風となっており、限界利益率の高い同事業の利益を押し上げているという。一方で海外金融・HR事業は厳しい事業環境にあるというが、カンボジア中央銀行のデジタル通貨「バコン」関連の事業に注目できるとした。

 21年9月期第2四半期累計(20年10月-21年3月)の連結営業利益は3億5000万円(前年同期比10.1倍)で、同期間として過去最高益を記録し、通期予想の3億5500万円(前期比65.8%増)に肉薄。モーニングスターは、国内Re事業での戦略投資や海外金融・HR事業の苦戦を考慮した上でも、業績には上ブレ余地があると指摘した。

 午前9時9分時点の株価は前日比4円安の734円。

提供:モーニングスター社

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