<米国株情報>米国防総省、マイクロソフトとの「JEDI」契約を解除

株式

2021/7/8 10:25

 米国防総省は6日、トランプ前政権時代にマイクロソフト<MSFT>と交わした100億ドル規模の大型クラウド契約を解除すると発表した。

 「JEDI(Joint Enterprise Defense Infrastructure)」のプロジェクト名で知られ、19年の競争入札でマイクロソフトが受注したが、受注を競ったアマゾン・ドットコム<AMZN>がトランプ氏の不当な圧力が決定を左右したとして連邦請求裁判所に提訴していた。国防省は「裁判所がアマゾンの主張を退けなかった場合、裁判がさらに長期化する可能性が高い」とし、マイクロソフトへの契約を見直す可能性を示唆。裁判所は4月に国防総省とマイクロソフトの主張を退けていた。

 同省はプロジェクトを「JWCC(Joint Warfighter Cloud Capability)」に改め、22年4月までに新たな業者を選定したい考え。マイクロソフトやアマゾンのほか、オラクル<ORCL>やアイビーエム<IBM>、アルファベット<GOOGL>も有力候補とみられている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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