三洋化成、新規治療材料「シルクエラスチンスポンジ」の有効性確認のため企業治験を開始

株式

2021/7/12 15:59

 三洋化成<4471.T>は前週末9日、京都大学大学院医学研究科形成外科学講座の森本尚樹教授らと、慢性創傷の治療を目的に、新規治療材料「シルクエラスチンスポンジ」の共同開発を行っているが、7月から同材料の有効性の確認を目的とした企業治験を開始すると発表した。

 今回の企業治験で、「シルクエラスチンスポンジ」の創傷治ゆ材としての有効性を確認することを目指す。同治験データを基に、22年度には日本初の遺伝子組み換え技術を用いた医療機器として薬事承認申請を実施する予定。23年度には、医療機器として国内上市を目指すとしている。

 12日の終値は、前週末比160円高の5370円。

提供:モーニングスター社

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