米国株式市場:インフレ警戒感から米金利が上昇、NYダウ、ナスダック3日ぶり反落

株式

2021/7/14 7:46

 13日の米国株式は、3日ぶりに反落した。NYダウが前日比107.39ドル安の3万4888.79ドル、ナスダック総合指数が同55.586ポイント安の1万4677.654ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が7億7951万株、ナスダック市場が47億3645万株だった。

 米6月CPI(消費者物価指数)は、食品・エネルギーを除くコア指数が季節調整済みで前年同月比4.5%上昇し、市場予想平均の同4.0%上昇を上回った。インフレ警戒感が台頭して、米10年物国債の利回りが1.4%台に上昇(価格は下落)。高値にある株価は利益確定売りが優勢となった。NYダウ採用銘柄では、ボーイング<BA>やキャタピラー<CAT>、JPモルガン<JPM>などが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所清算値比100円安の2万8550円だった。

提供:モーニングスター社

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