米国株式市場:新型コロナ感染拡大による影響を警戒、NYダウ3日ぶり反落、ナスダックは4日続落

株式

2021/7/19 7:46

 前週末16日の米国株式は、NYダウが前日比299.17ドル安の3万4687.85ドルと3日ぶりに反落、ナスダック総合指数が同115.896ポイント安の1万4427.237ポイントと4日続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が9億6100万株、ナスダック市場が44億180万株だった。

 朝方発表された米6月小売売上高は前月比0.6%増となり、市場予想平均の同0.4%減よりも良好だった。堅調な消費動向を受け上昇する場面もあった。ただ、新型コロナのデルタ株の感染拡大を受け、ロサンゼルスでは、ワクチン接種の有無に関係なく、屋内でのマスク着用を17日から再度義務付けると発表。感染拡大による景気への悪影響が警戒され、利益確定売りが優勢となった。NYダウ採用銘柄では、ダウ(旧ダウ・デュポン)<DOW>やシェブロン<CVX>、ウォルト・ディズニー<DIS>が値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末16日の大阪取引所清算値比140円安の2万7790円だった。

提供:モーニングスター社

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