明豊エンターが急騰し年初来高値、21年7月期利益予想の上方修正と期末一括配当予想の増額で買い人気

株式

2021/7/21 10:36

 明豊エンタープライズ(明豊エンター)<8927.T>が急騰。一時47円高の246円を付け、6月15日の年初来高値217円を大きく更新した。20日引け後、21年7月期の連結利益予想の上方修正と、期末一括配当予想の増額を発表、買い人気を集めた。

 21年7月期業績予想で、売上高は106億円から101億8000万円(前期比2.8%増)に引き下げたものの、営業利益を5億9000万円から9億5000万円(同72.4%増)に引き上げた。新型コロナウィルス感染症の影響が限定的だったことから、主要ブランド「MIJAS(ミハス)」「ELFARO(エルファーロ)」などの投資用不動産の販売案件はいずれも安定した利益率・利益額を確保した。また、新型コロナウイルス感染症予防対策として、対面営業、展示会・セミナーの中止・縮小で広告宣伝費が圧縮できたことなども寄与する。

 今回、利益予想を上方修正したことから期末一括配当予想は、従来の5円から8円(前期実績5円)に増額するとした。

 午前10時33分時点の株価は、前日比42円高の241円。

提供:モーニングスター社

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