6日の東京外国為替市場見通し=米7月雇用統計控え、ドル・円の上値追いは限定的か

為替

2021/8/6 8:33

ドル・円予想レンジ:1ドル=109円20銭-110円20銭

 6日の東京外国為替市場でドル・円は、ドル買い・円売り優勢も1ドル=110円近辺では上値の重い展開となりそうだ。

 5日米国時間では、週間の米新規失業保険申請件数が2週連続で減少し、雇用が改善しつつあるとの受け止めから、安全資産とされる米長期債が売られ(米長期金利上昇)、ドル買い・円売りが進行。リスクオンムードから米株式市場も上昇した。

 6日東京時間でも、前日の米国時間での流れを受け継ぎ日経平均株価が買い先行で始まる公算が大きく、ドル・円は110円乗せを試す場面がありそうだ。ただ、米7月雇用統計の発表が間近に控えていることもあり、一段のドル高・円安は進みにくそうで、次第に様子見ムードになる可能性がある。

<主な経済指標・イベント>

国内:6月景気動向指数

米国:7月雇用統計、6月消費者信用残高

その他:RBA(豪準備銀行)四半期金融政策報告、インド準備銀行金融政策決定会合、ロシア7月CPI(消費者物価指数)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ