荏原が反発し年初来高値、22年3月期の連結業績予想の上方修正と期末配当予想は増額へ

株式

2021/8/16 16:08

 荏原<6361.T>が反発。460円高の6020円を付け6月28日の年初来高値5770円を大きく更新した。前週末13日引け後、22年3月期の連結業績予想(IFRS)の上方修正と、期末配当予想の増額を発表、材料視された。

 21年12月期業績予想で、売上収益を5740億円から5915億円(今期からIFRSを適用するため前期との比較はなし)に、営業利益を455億円から560億円に引き上げた。第2四半期(1-6月)までの業績推移や、風水力事業および精密・電子事業における受注高・売上収益の増加などを織り込んだ。前提となる為替レートは、1ドル=105円、1ユーロ=120円を据え置いている。期末配当予想は、従来の50円から80円(前期実績60円)に引き上げ、中間期配当50円(同30円)と合わせた年間配当は130円(同90円)となる見込み。

 21年12月期第2四半期(1-6月)決算は、売上収益が2741億5400万円(前年同期比11.7%増)、営業利益が248億5800万円(同94.7%増)だった。

 16日の終値は、前週末比240円高の5800円。

提供:モーニングスター社

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