日経平均は59円程度安、一時上げ転換も弱含みで推移=18日寄り付き

 18日午前9時20分すぎの日経平均株価は、前日比59円程度安い2万7365円前後で推移する。午前9時19分には、同66円24銭安の2万7358円23銭を付けている。きのう17日、上値の重い展開だったことや、現地17日の米国株式市場で、NYダウが6日ぶりに反落し、ナスダック総合指数が続落したこともあり、売りが先行。一時上げに転じる場面がみられたものの、弱含みでの推移となっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比95円高の2万7455円だった。

 業種別では、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株が下落。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株も安い。三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も軟調。日本製鉄<5401.T>、神戸鋼<5406.T>などの鉄鋼株や、7&iHD<3382.T>、ファーストリテ<9983.T>などの小売株も下げている。

 個別では、パンパシI<7532.T>、三菱製鋼<5632.T>、エンビプロH<5698.T>、東海運<9380.T>、国際紙パ商<9274.T>などが下落。半面、ヒマラヤ<7514.T>、日医工<4541.T>、グレイス<6541.T>、丸運<9067.T>、ソースネクス<4344.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=109円台の半ば(17日は1ドル=109円32-33銭)、1ユーロ=128円台の前半(同128円69-73銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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